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通信~第69 号【映画「オレンジランプ」】他

  • サービスネット 北広島介護サービス連絡協議会
  • 2024年8月28日
  • 読了時間: 6分

更新日:2024年11月27日

「今年も暑い夏でした」

今年も、7月末から8月にかけて暑い夏でした。本州で記録しているような、40度近い気温と比べれば、まだまだなのかも知れませんが、湿度が高く、体調を整える事が難しい日々でした。外での活動は控え、パリオリンピック、甲子園、日本ハムファイターズの試合と…冷房を使用した室内で、観戦した方も多かったのではないでしょうか。

私の家でも、数十年と冷房とは無縁の生活をしていましたが、昨年の暑さを教訓に、家族からのプレッシャーもあり、今年の春に購入を決意したところでした。おかげさまで、昨年よりは少し快適な夏を過ごしていました。

先日の北海道新聞に、「札幌の高齢者施設-居室に冷房なし7割」(R6.8.10朝刊)の見出しで、冷房の無い施設内で、扇風機や氷枕の使用、かき氷の提供などで暑さを凌いでいる所が多くあると紹介されていました。

設備を整えるには、大きな施設では1千万円近い費用がかかり、電気代や食事の委託費も上がっている状況で、独自に予算を組む事は難しく、行政の支援が必要となっているという内容でした。

暑さを「根性」で乗り切るという昔ながらの教えは、もう聞かれなくなりました。環境省では「熱中症警戒アラート」を運用し、暑さによって人の健康に関わる被害が生ずる危険性を注意喚起しています。警戒アラートのメッセージとして、一番重要なのは「暑い所を避けて冷房等を使用した涼しい場所で過ごす事」と発信しています。設備が整っていても、節電のため、利用を控えている事業所やご家庭もあるのではないでしょうか。

SNS上の医師の情報発信には、「水分をちゃんと飲んでいたのに」、「首に冷却リングをしていたのに」と熱中症の危険を把握し、その対策をしていたのに、熱中症になったと受診をする人が多いとありました。「暑い場所で過ごさない」という、一番大事な部分が広まっていない現状を表しています。

季節は、秋に移り変わっていきます。残暑・台風・そして冬へと。介護保険事業所では、業務継続計画(BCP)の策定が義務付けされ、事業所内での研修や訓練を重ねて、より現実的な計画へと練り直していく事が求められています。大きな設備の変更は時間も費用もかかります。自然災害への備えとして、出来る事から、始めていく必要がありそうですね。(広報部会Y)



★☆ 地域部会のお知らせ ★☆


今回は、きた高齢者支援センターから「西の里虹サロン」のご紹介です。

西の里会館にて、毎月第3土曜日の13:30~15:00地域の集いの場として、聖芳園が主催しています。

先日は、子どもたちが夏休み中という事もあり、会館の近くにある北広島市児童活動センター「さとっぴー」さんのご協力で、遊びに来ている子どもたちを連れて「西の里虹サロン」に遊びに来てくれ、多世代交流を行いました。






当センターに実習に来ている大学生が、特殊詐欺被害防止のためのゲームを企画。

子どもたちが参加者と、じゃんけんして勝ったら1文字ずつ教えてくれて、18文字全部揃えると特殊詐欺被害防止のキーワード「あせらずに、まわりにそうだん、さぎぼうし」という言葉になるゲームを行いました。


参加者からは「こどもたちと交流できて楽しかった」という声も頂きました。

その後は、アイスクリームを食べて、最後にお菓子がもらえるビンゴ大会を行い、大変盛り上がりました。ビンゴは老若男女問わず盛り上がりますね。

普段は、毎回認知症予防運動「コグニサイズ」と、季節ごとの行事を企画し、参加者同士交流してもらっています。毎月開催している、集いの場です。是非、見学や、交流する場を求めている方がいましたらご紹介下さい。よろしくお願いいたします。



日 時: 毎月第3土曜日-13時半~15時

場 所: 西の里会館

参加費: 1回100円

連絡先: 011-375-3126

(担当:福島)



★☆ 公開講座に参加して ★☆


『コロナ禍を乗り越え、新たな感染対策を考える(8月7日-北海道医療大学看護福祉学部 塚本教授)』に出席して

聖芳園デイサービスセンター 茅森みゆき

今回の講演は終始興味深い内容であった。まずは講演を主催した関係者の方々に感謝申し上げたい。

講演内容については今後パンデミックが10年間の間に起こる確率が40%程度あるとの事で起こり得る事を頭の片隅に置こうと感じた。

次にマスク着用について、つけ方によっては免疫力低下に繋がる事を知り、有効的な使い方を周知していく必要がある。

手指衛生と環境整備の大切さについては理解をしていたものの、身近にある物に付着した細菌の調査結果には愕然とし、自宅に帰りレンジや冷蔵庫の取っ手を清掃した。

今後の対策において腸活(便秘対策)、運動、タンパク質摂取については自分や家族、職場で関わる高齢者に伝達して行こうと思っている



★☆ 市福祉総合相談室からのお知らせ ★☆

「オレンジ・ランプ」


来月下旬に、認知症とともに笑顔で生きる丹野智文さんの実話に基づく映画を上映します。丹野さんは39歳で認知症と診断された10年後の現在も会社勤務を続けながら認知症本人のための相談窓口活動や自身の経験を語る講演会を実施している方です。

サービスネットの事業所会員のみならず、興味のある市民の方がおられましたらお声がけのご協力をお願いいたします。

入場は無料ですが、各回50名の定員を設けた予約制となっておりますので9月18日までに添付ちらし5ページにあるURLまたはQRコード、電話にてお申込みください。


【第1回目】日時:9月25日(水) 開場9:30/上映10:00

場所:芸術文化ホール 活動室1・2(中央6丁目2-1)

【第2回目】日時:9月26日(木) 開場18:00/上映18:30

場所:ふれあい学習センター夢プラザ 多目的ホール(大曲370-2)

【申込先・問合先】市福祉総合相談室 TEL:011-372-3311(内線2156)





★☆ 社会福祉協議会からのお知らせ ★☆


1)「サザエさん一家から学ぶ成年後見」の開催について

・成年後見センター(事務局:社会福祉協議会)では、もし波平さんが認知症になってしまったらという、お馴染みのサザエさん一家を例に成年後見制度について学ぶ市民向け講座を下記日程にて開催しますのでお知らせします。

◆日 時: 9月26日(木) 13:30~15:00

◆場 所: 芸術文化ホール 活動室1・2(中央6丁目2-1)

◆講 師: 渡辺哲雄 さん(日本福祉大学中央福祉専門学校特別講師)

◆定 員: 先着100名(申込みは9月2日から)

※申込み方法等詳細につきましては、7ページの添付資料を参照下さい。





(2) 共同募金-募金ピンバッジについて

・共同募金委員会(事務局:社会福祉協議会)は、北広島市限定のきたひろ・まいピーとコラボした募金バッジを制作し、募金を500円していただいた方に1個差し上げています。500円から制作費用を除いた金額が実際の募金額となりますので、皆さまのご協力をお願いいた

します。

・募金バッジのデザインは、星槎道都大学美術学部の学生に協力していただきました。

・全国版の「初音ミクバッジ」の募金バッジもあります。数量限定となっていますので事務局までお問い合わせください。



(3)北ひろしま福祉のつどいの開催について

・社会福祉の向上に功績のあった方々への顕彰や講演会を下記日程にて開催しますのでご興味のある方はご参加ください。

◆日 時: 10月12日(土) 10:00~12:10

◆場 所: 芸術文化ホール(中央6丁目2-1)

◆内 容: 勇太鼓・顕彰・講話(知覧特攻平和会館語り部)・お楽しみ抽選会知覧特攻平和会館パネル展(ホワイエ)

【市民向け講座の問合先】市成年後見センター TEL:011-378-4285

【募金ピンバッジ・つどい問合先】市社会福祉協議会 TEL:011-372-698



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